東日本大震災から学んだ
「避難場所」までの「避難方法」
東日本大震災以降、全国各地で地震対策や防災が進められています。震災での死者の9割以上が津波から避難できずに亡くなられたものと発表されています。高所に避難できれば助かる場合は多くあり津波避難ビルなどは実際に効力を発揮しています。そういった避難場所の数だけではなく、いかに高所にスムーズに退避できるか具体的な方法も大事です。ひとりでは避難できないお年寄りや身体のご不自由な方をいかに素早く避難させるかが重要なポイントなのです。しかし、高所避難を手助けする防災器具はあまり商品化されていませんでした。そこでパイオニア精工は独自に実用性の高い避難用器具を開発しました。
コンパクトに移動
非常階段など狭い所で扱いにくい車椅子や担架に比べ約3分の1のスペースで対応、スムーズな避難や搬送をサポートします。
階段の上り下りに対応
津波等の際は上り、火事等の際は下りの両方向に対応しています。もちろん、平地も移動できます。
足場が悪くても大丈夫
車椅子では困難な階段やガレキ、水辺などの移動時でも使用できます。
負荷を分散して軽減
二人で運ぶことで荷重を前後で分散、負担を軽減する独自のベルトを採用しています。
両手が使えて安心
搬送時両手が自由なため手すり等を持ったり障害物を避けたりと安心して利用できます。
安全ベルトで安心
被搬送者の体を固定する安全ベルトを装備。搬送される方の安全も考慮。